「気になる」を追いかけてたら
いつの間にか仕事になってた話

就活中に参加したサポーターズさん主催の逆求人イベントで、偶然ちゅらデータから指名をいただいたことが、入社のきっかけでした。それまで私は「データエンジニア」という職種があることすら知らず、正直に言えば仕事内容もよく分かっていない状態でした。

ただ、面談や面接を通して、「この会社の人たちと一緒に働いたらきっと面白いだろうな」と感じ、思い切って飛び込んでみることに。その結果、ありがたいことに内定をいただき、そのままご縁をつないで入社に至りました。今振り返っても、あの出会いがなければ今の自分はなかったと思います。

学生時代のバイト先はいずれも小規模で、ちゅらデータと同じようなこぢんまりした雰囲気が心地よく感じていました。加えて待遇面も魅力的だったため、即決で入社を決めましたね。

現在はECサイトの検索システム開発に携わっており、特に新機能の詳細設計から実装までを中心に、先輩社員と連携しながら取り組んでいます。具体的には、新たに取得可能となったデータを活用し、それを検索条件として活かすような機能の追加を行っています。例えば、ユーザーの行動履歴や商品の細かな属性情報などをもとに、より精度の高い検索やフィルタリングを可能にする工夫をしています。

この案件はちゅらデータ内では珍しく、SQLやデータ基盤との関わりが比較的少ないため、別の視点で開発に向き合える貴重な経験となっています。

お客様と直接コミュニケーションを取りながら、やりたいことや作りたいもののイメージを一緒に磨いていける点が魅力です。企業との仕事が中心のため、要件を持つ相手との距離が近く、意思疎通がしやすいのも働きやすさの一因です。

ECサイト案件にて、新機能リリース前のパフォーマンステストを行った際、従来のテスト条件を疑わずに適用してしまいました。しかし、実は新機能の影響により「特定の条件で極端に応答が遅くなる」ケースが新たに発生しており、これを見落としていたのです。

パフォーマンスを重視するお客様にとっては致命的で、結果としてリリースが差し戻され、追加コストを発生させてしまいました。テストの網羅性を鵜呑みにせず常に見直し、検証すべきだったと深く反省しています。

この仕事では、コミュニケーションスキルが非常に重要です。受託案件が多いため、お客様との対話を通じて要件を引き出したり、認識をすり合わせたりする場面が頻繁にあります。

また、リモート勤務の割合が高いため、同僚とのやりとりも受け身ではなく、必要に応じて自分から積極的に発信・確認する姿勢が求められます。加えて、知らない分野や苦手な領域にも前向きに取り組み、調べながら自力で進めていく「自走力」も不可欠ですね。

実は入社してまだ2日目という超・初期のタイミングで、まさかの大寝坊をやらかしてしまいました。目覚めたらすでにお昼を回っており、慌ててスマホを確認すると、会社のバックオフィス担当から着信が…。

状況を把握するまでに数秒を要しましたが、最終的には昼の14時に出勤するという前代未聞のスタートを切りました。当然ながら冷や汗ものでしたが、怒られるどころか笑って許してもらえたことが逆に印象に残っています。このとき、「なんて懐の深い会社なんだ…」と感じたのを今でもよく覚えています。

AI活用やデータエンジニアリングの最先端を追いかけながら働きたい人にとって、ちゅらデータは理想的な環境です。

プロジェクトごとに扱うテーマや技術スタックが異なるため、常に新しい知識や技術に触れ続けることができ、飽きる暇がありません。論文ベースの最新技術を現場で応用するケースも多く、技術的好奇心を刺激される日々です。

さらに、社内には専門性の高いメンバーが多く在籍しており、ディスカッションを通じて視野が広がるのも魅力。知的好奇心が旺盛で、学びながら成長していきたい人にはぴったりの職場です。

もともとPythonよりも、Rustをはじめとするコンパイル型言語を扱う機会が多かったこともあり、将来的にはそういった言語を活かせる案件にもぜひ取り組んでみたいと考えています。

もちろん、現在のプロジェクトではPythonを主軸に開発を行っていますが、自分の得意領域を活かせるタイミングがあれば積極的にチャレンジしたいですし、そういった技術をねじ込んでいける隙があれば狙っていくつもりです。技術選定の余地がある場面では、最適性を見極めながら自分の関心や強みも活かしていきたいと思っています。