海に魅せられ夢に見た沖縄移住、それを叶えたちゅらデータとの出会い。
転職のきっかけは何だったのでしょうか?
私はスキューバダイビングが趣味で、かれこれ14〜15年くらいやっているんですが、実はそのライセンスを沖縄で取得したんです。その時に訪れた沖縄の印象があまりに強烈すぎて、その時点で「移住したい」と思ってしまいました(笑)。沖縄の海と土地に魅せられてからは、毎年2〜3回は沖縄に行くようになって。本島はもちろん、離島にもたくさん足を運んでいました。
最初から沖縄移住を希望されての転職だったんですね!実際に沖縄に移住してみてどうですか?
やはり、あれだけ綺麗な海に気軽にアクセスできるというのは贅沢な環境です。例えば、サンゴの産卵を見たいと思っても、自然相手だとタイミングが読めませんので、旅行で訪れるとなると計画を立てるのも一苦労です。思い立ったときにすぐに行動できて、貴重な場面にも出会いやすいです。本当に移住してきてよかったなと思います。ピグミーシーホースに出会える沖縄本島・恩納(おんな)村にある万座(まんざ)や、サンゴがとても綺麗な伊是名(いぜな)島は、特に私のお気に入りのスポットです。
すっかり沖縄生活を満喫されていますね。地方に移住するにあたって困難はありませんでしたか?
やはり沖縄の労働環境問題もあって、これまでのキャリアを活かした職種や、待遇面で折り合いがつくような求人になかなか出会えなかったため、そもそも転職先を探すのが困難でした。実は、最初に沖縄移住を心に抱きはじめてから実現するまでに10年くらいの時間を要しています。ちゅらデータとの出会いがそれを叶えてくれたんです。
なんと10年越しの沖縄移住!ちゅらデータのことはどうやって知ったんですか?
実は、ちゅらデータのことは創業直後から知っていました。たまたま社長のインタビュー記事を見かけたんです。沖縄にもこんな面白そうな会社ができたのかと、かなり気になっていましたが、創業当時のちゅらデータは主にデータサイエンティストの集団だったので、自分が働けそうなポジションがまだなかったんです。ずっと気にかけていた中、2年ほど月日が経った頃でしょうか。 ある日「データビジネスコンサルタント」の求人が公開されたんです。募集要項を見て、これなら可能性があるかもしれないと応募し、今に至ります。
山本さんのご入社の背景には壮大なストーリーがあったんですね(驚)。実際に入社を決める上で不安はありませんでしたか?
東京にある親会社DATUM STUDIOとの関係をあらかじめ知っていたので予想はしていたことですが、面接のときに、地元ではなく首都圏を中心とした大きなクライアントを相手にされていることを確認し納得しました。
また、先進的な技術を用いるデータビジネス企業って、PoC(概念実証)から先に進めない、いわゆる「PoC倒れ」の壁にぶち当たりやすいイメージを個人的に持っていました。
しかしちゅらデータの場合、現実的な解決策に着地させる実績があったり、そもそも高い技術力がなければ実現できないような提案ができることに感心したことを覚えています。
以前からデータサイエンス領域に強い会社ということは知っていましたが、それを裏で支えるデータエンジニアリング技術も非常にレベルが高いと感じ、それは私にとって大きな説得力がありました。
入社後に感じるギャップなどはなかったですか?
DATUM STUDIOとの協業の理由もあり、想像していたよりも人材が豊富で、各分野にスペシャリストが揃っている頼もしさは嬉しい誤算でした。その一方で、両社の社風やカルチャーは全く異なっています。ちゅらデータはフラットな組織構造とそれに基づくカルチャーがあるためか、割と尖った個性のメンバーも多く、両社間でチームビルディングを行う際は、互いの良さをうまく噛み合わせるよう気を配ったりしています。